地学講座報告

講座名 理科教育研修講座 小学校 地学 3日目「火山灰中の鉱物の観察実習と教材化」
実施日時 1998年7/24(金)
実施場所 県立教育センター 地学教室
目的 小学校理科の指導に必要な基礎的・基本的概念の理解を深めるとともに、観察・実験の技能を高め、指導力の向上と校内および地域周辺校への研修内容の普及を図り、小学校理科教育の充実と向上に役立てる。
対象 小学校教諭
受講人数 12名
テーマ 火山灰中の鉱物の観察実習と教材化
講師 所員及び教育指導員
内容 1 地面の中は宝の山
 (1)実験「砂と粘土と土」
 (2)石(岩石と鉱物)
 (3)結晶とガラス
 (4)火山灰(テフラ)とローム
 (5)関東ローム層
 (6)関東ローム層の露頭(写真)
 
2 宝石探し
 (1)海岸や河原の砂から
 (2)土や火山灰から
 (3)実習1「火山灰の椀がけと脱鉄処理」

3 宝石鑑定団
 (1)肉眼で
 (2)ルーペで
 (3)ライトスコープで
 (4)双眼実体顕微鏡で
 (5)実習2「鉱物の鑑定法と模式標本づくり」
 (6)鉱物鑑定表
 (7)火山灰中の砂粒(写真)

4 火山灰からわかること
 (1)火山灰はいつ、どこから
 (2)富士火山、箱根火山、その他の火山
 (3)火山灰の分類

5 資料
 (1)実習1と実習2の図解 
 (2)神奈川県のローム層
 (3)全国・園芸店から
 (4)砂粒分析の方法
 (5)砂粒分析の記載例とラベル
 (6)鉱物標本用台紙
 (7)土とは何か
 (8)身近な結晶と結晶つくり
 (9)鉱物鑑定表付録
 (10)結晶模型台紙
 (11)参考文献
コメント 実習中心で、受講者も鉱物の美しさに感動していただける講座である。
受講者の声 ・洗って、顕微鏡で見たのが感激。
・実習中心でよかった。講義だけだと・・・。子どもって大変ですね。
・実験や操作はやっぱり楽しい。1〜2万年前にさかのぼって、鉱物にふれ、学ぶことができた。
・目が疲れたが、いいお土産ができました。
・椀かけ法のやり方がよくわかった。きれいな鉱物が見えたが、さて授業の中でどういう風に使っていこうかとなると・・・。
・火山灰を洗って、中に含まれる鉱物を見ることを、前から人に聞いていてやってみたいと思っていたので、とても楽しかった。学校でもやってみたい。いろいろな場所でやってみたいと思う。
・火山灰から鉱物を取り出す作業は、興味のある子どもたちの指導には充分役立つものであった。
・鉱物を探すのは難しかった。小学生児童の活動としては観察のみならできそうに思う。
・粘土を洗い流して鉱物を取り出す作業も初めてで、楽しかった。鉱物の結晶もきれいに見えました。結晶を種類別に区分するのは難しかった。
・火山灰の洗浄の仕上げに、超音波洗浄機の使用の有効さに感心する。「土の中から宝石探し」のタイトルも楽しいが、理科学習の楽しさも感じた。「砂と粘土」の学習で砂場の砂を利用していたが、これでは実験がうまくいかないことを痛感した。
・鉱物の特徴がよくわかった。
・鉱物標本づくりは大変有意義でした。鉱物の美しさにびっくりしました。
記載者 教育研修部 教科第二研修室 研修指導主事 神崎洋一

 

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